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国連安保理 北朝鮮ミサイル発射で一致した対応できず

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は1日、非公開の緊急会合を開き、北朝鮮が9月28日に発射したとされる「極超音速ミサイル」などへの対応を協議した。

米ニューヨークの国連本部(ロイター)
米ニューヨークの国連本部(ロイター)

北朝鮮の兵器開発に懸念を示す声が相次ぐ一方、常任理事国の中国とロシアが「情勢を見極めたい」と声明のとりまとめに難色を示したとされ、一致した対応には至らなかった。

緊急会合は常任理事国の米国と英国、フランスが要請した。

仏のドリビエール国連大使は会合前、記者団に「北朝鮮は極超音速ミサイルの発射に成功したと主張しており、本当なら、さらに緊張を高める」と発言。安保理決議違反を続ける北朝鮮に対する「深刻な懸念」を表明した。

会合の様子について、10月の安保理議長国を務めるケニアのキマニ国連大使は「多くの理事国が声明の発表に向けて交渉を続ける意欲を示した」とする一方、「十分な合意を得られる声明文ができる状況には至っていない」と説明した。

安保理は北朝鮮の核実験やミサイル発射が相次いだ2017年に全会一致で経済制裁を3度決議した。

その後は、制裁緩和を含む慎重な対応が必要との立場を示す中露と、決議の着実な履行を求める米英仏との意見の相違が目立っている。

安保理は、北朝鮮が今年3月と9月に弾道ミサイルを発射した後の緊急会合でも、一致した声明のとりまとめには至らなかった。


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