マグロ増枠 国際合意維持 年末正式決定へ前進

    水産庁は7日、クロマグロの資源管理を議論する国際会議で、大型魚の漁獲枠を15%増やすとの国際合意を維持したと発表した。増枠の正式決定に向けては計3回の国際会議で合意を得る必要がある。7月の会議に続き関係国が前向きな姿勢を示したことで、年末に開かれる会議での最終合意に向け前進した。

    鳥取県の境港で水揚げされるクロマグロ
    鳥取県の境港で水揚げされるクロマグロ

    今回の会議は中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会。米国や韓国など10カ国・地域が参加し、5~7日にオンラインで開かれた。増枠の可否を最終決定するのはWCPFCの年次会合で、12月1~7日に開かれる予定。


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