マイナカード、20日から保険証対応 普及期待も遅れ


    マイナンバーカードを保険証として利用登録する牧島かれんデジタル相と後藤茂之厚労相(右)=10日、東京都港区虎ノ門
    マイナンバーカードを保険証として利用登録する牧島かれんデジタル相と後藤茂之厚労相(右)=10日、東京都港区虎ノ門


    【用語解説】マイナンバーカード

    無料で交付されるプラスチック製のカード。表面には氏名・性別・住所・生年月日、顔写真が記載され、裏面には12ケタのマイナンバーも表示されている。マイナンバーと本人確認が一度に可能となり、行政機関の手続きを簡略化できる。

    カードにはICチップが搭載され、スマートフォンやパソコンで読み取れば、役所に行かなくてもオンラインで確定申告などの行政手続きができる。住民票や戸籍の写しなどもコンビニで取得できる。将来的には運転免許証との一体化や、一部機能のスマホへの搭載なども計画されている。

    政府は令和4年度までにカードを全国民に普及させる目標を掲げる。ただ、交付申請またはカードの受け取りのどちらか1度は役所の窓口に出向く必要があるなど手続きは煩雑で、交付率は約4割にとどまる。


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