本・書評【児童書】『にゃんとわかる ねこのひみつ』ハンナ・ポーター著、マリーナ・ソロドカヤ絵、ヤナガワ智予訳2021.10/17 10:00「のどをゴロゴロ鳴らすのはナゼ?」「子ねこは何を食べるの?」「世界一モフモフなねこは?」―。ねこにまつわる疑問や知識などを、60個のしかけをめくることで得ていくしかけ絵本だ。「にゃんとわかる ねこのひみつ」多種多彩なねこの紹介から、愛くるしいしぐさや行動の意味、飼い方の基本まで、これからねこを家族に迎える人、特に子供がねこと触れ合う上で役立つ情報が詰まっている。ほのぼのしたイラストもかわいらしく、窓のようなしかけを一つ一つ開いていく行為自体が楽しい。(青幻舎・1650円)