米、川重製車両の検査要請 ワシントン地下鉄脱線で

    米運輸安全委員会(NTSB)は18日、ワシントン首都圏の地下鉄で12日に起きた川崎重工業が製造した車両の脱線事故を受け、川重製を使っている鉄道当局に対して早急に車両検査をするよう要請した。欧米メディアによると、脱線したのと同じ型式の車両「7000系」で車輪関連の問題が相次いで見つかっていた。

    ワシントン地下鉄の川崎重工業製の車両「7000系」=米メリーランド州(共同)
    ワシントン地下鉄の川崎重工業製の車両「7000系」=米メリーランド州(共同)

    ワシントン地下鉄は18日から7000系の運用を一時的に停止し、安全性を確認できるまでは他の型式の車両だけを運転すると説明。2015年に営業運転が始まった7000系は748両と車両全体の約6割を占めており、運行本数が大幅に減ったため通勤客らの足に影響が出ている。(共同)


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