最近、疎遠になっていた妹に、久しぶりにメールを送ったが、宛先不明で返ってきた。不思議に思って電話をしてみるも、つながらない。
不安がよぎる。妹の家には固定電話はなく、旦那の連絡先も私は登録していなかった。連絡のしようがなくなったのだ。
家は同じ大阪で少し遠いが2時間ほどで行ける。たぶん携帯を新しくしたのだろう。そのうち連絡してくるかなと思って2、3日待ってはみたのだが、音沙汰はない。コロナのことや、変な事件事故、夜逃げなど悪い想像ばかりが膨らんでいった。
ハガキも考えたが、次の休日直接家に行ってみることにした。マンションに着き、確認のため郵便受けを見るが名前はない。ドキドキしながらインターホンを鳴らす。
と、普通に妹が出た。突然来た私にビックリした様子で「なんで、どないしたん?」。どないしたん、はこちらのセリフだ。
結論から言えば、やはり携帯を買い替えていた。
ガラケーをスマホに変えて、私のアドレスにも連絡はしたと言うのだが、スマホのメールにはいくつかの種類があり、それぞれ冒頭のアドレスが違うということを妹は知らず、きちんと届かなかったのだ。
でも、そのおかげで久しぶりに会うことができ、大きくなった甥(おい)っ子の顔も見られた。
今日は手ぶらで来てしまったので、次回は栗でも手土産に、野球部の甥っ子とキャッチボールをする約束をした。
坂口聡志(58) 大阪府枚方市






























