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相次ぐクーデター 国連事務総長、抑止へ「安保理の結束」求める

【ニューヨーク=平田雄介】国連のグテレス事務総長は26日、アフリカ北東部スーダンの軍事クーデターをめぐり、ミャンマーやアフリカ西部ギニアで今年起きたクーデターも踏まえ、「国連安全保障理事会の結束のために大国が一体となり、相次ぐクーデターへの抑止を確実にしてほしい」と訴えた。安保理は同日、スーダン情勢を協議したが一致した対応は取れず、27日も議論を続ける。

27日はグテレス氏が安保理会合でスーダン情勢を報告する予定。安保理筋によると26日の協議は英国などが要請した。クーデターを強く非難する報道声明の発表を目指したが、軍を批判する米欧と民主派にも責任があるとするロシアの隔たりが埋まらなかった。

今年はミャンマーで2月に、アフリカ西部ギニアで9月に、それぞれ国軍によるクーデターが発生。アフリカ西部では昨年8月にもマリで反乱兵によるクーデターが起きている。

グテレス氏は26日の会見で「掛け算のように増えている」との表現で、クーデターが相次ぐことへの懸念を示した。米欧と中露など「地政学上の分断」や「安保理が強力な手段を取る際の障壁の多さ」などが要因となって、「軍指導者に無敵だと感じさせる(クーデターの起きやすい)環境を作り出している」と分析した。安保理が結束しクーデターを抑止するために「大国が一体となることを特に訴えたい」と強調した。


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