南海難波駅前を歩行者専用空間に 23日から社会実験

    大阪市は2日、南海難波駅前のタクシー乗降場を閉鎖し、歩行者専用の空間とする社会実験を23日から実施すると発表した。市は車から「人中心」への転換を掲げており、2025年大阪・関西万博の開催までに駅前空間を再編する。社会実験は12月2日まで。

    歩行者空間となる南海難波駅前のイメージ(大阪市提供)
    歩行者空間となる南海難波駅前のイメージ(大阪市提供)

    タクシーなど車両が乗り入れできる場所から、南海難波駅東側の「難波中2交差点」(同市浪速区)につながる約300メートルの市道も規制し、交通などへの影響を調べる。自転車の通行は可能という。

    市は平成29年、駅前空間の再編に向けた基本計画を策定。南海電鉄などと整備を進めている。

    松井一郎市長は記者会見で「新たな憩いの空間や魅力ある都市空間を創出し、ミナミエリア全体の価値向上につなげていく」と述べた。


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