4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比33・35ドル安の3万6124・23ドルで取引を終えた。前日まで4営業日連続で過去最高値を更新していたことから、相場の短期的な過熱感を警戒した売りが優勢となった。
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ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げに踏み切ることへの懸念が和らいだため、下値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数、幅広い銘柄のSP500種株価指数は続伸し、ともに6営業日連続で最高値を更新。それぞれ128・73ポイント高の1万5940・31、19・49ポイント高の4680・06で終えた。
個別銘柄では、化学のダウや金融のゴールドマン・サックスが大幅安となった。医薬品のメルクは買われた。(共同)