NY株最高値、104ドル高 インフラ投資法案可決で

    週明け8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比104・27ドル高の3万6432・22ドルと2営業日連続で過去最高値を更新して取引を終えた。前週末に米議会下院で1兆ドル(約113兆円)規模のインフラ投資法案が可決し、米景気回復の加速を期待した買いが優勢となった。

    ニューヨーク株式市場で働くトレーダーたち(ロイター)
    ニューヨーク株式市場で働くトレーダーたち(ロイター)

    ハイテク株主体のナスダック総合指数と幅広い銘柄のSP500種株価指数は続伸し、ともに8営業日連続で最高値を更新。それぞれ10・77ポイント高の1万5982・36、4・17ポイント高の4701・70で終えた。

    インフラ整備で需要増が期待された建設機械のキャタピラーが大幅に上昇するなど、景気に敏感とされる銘柄を中心に買いが入った。

    その他の個別銘柄では、金融・旅行のアメリカン・エキスプレスやクレジットカードのビザの上昇が目立った。スポーツ用品のナイキは売られた。(共同)


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