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露、難民流入問題でEUを批判

【モスクワ=小野田雄一】旧ソ連構成国のベラルーシに入国した中東などからの移民や難民が欧州連合(EU)を目指してポーランドの国境に押し寄せている問題で、ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、「欧州は以前、難民受け入れという高尚な人道的理念を掲げていたが、今回はそうしようとしない」と述べ、難民の流入阻止に向けた対策を強化しているポーランドやEUを批判した。タス通信が伝えた。

10日、ベラルーシ西部のポーランド国境近くにテントを張る難民ら(タス=共同)
10日、ベラルーシ西部のポーランド国境近くにテントを張る難民ら(タス=共同)

ペスコフ氏はまた、ポーランドがベラルーシとの国境封鎖を検討していることについて「ベラルーシを窒息させる試みだ」とし、友好関係にある隣国ベラルーシを擁護した。ベラルーシが移民をEUに対する「政治的武器」として使っており、ロシアも背後で関与しているとのEU側の見方について、ペスコフ氏は「無責任で受け入れられない」と反発した。

ロイター通信によると、ドイツのメルケル首相は10日、プーチン露大統領と電話で会談し、EUへの難民流入問題でロシアからベラルーシに働きかけるよう要請した。


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