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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(848)野党共闘が負けた理由

『週刊新潮』には珍しく、ヒネリも皮肉も効いていないタイトルだが、まさに仰せのとおりだ。

衆院選で議席を減らした立憲民主党。枝野幸男代表は辞任を表明した=2日午後、国会内(矢島康弘撮影)
衆院選で議席を減らした立憲民主党。枝野幸男代表は辞任を表明した=2日午後、国会内(矢島康弘撮影)

今週号(11月18日号)の右柱。

「醜き野合『立憲民主党&共産党』はもういらない」。

作家の佐藤優氏の指摘がすべて。

〈「結局のところ、立民は共産党との選挙協力について足し算だけを考え、引き算は頭になかった。1万~2万票とされる各小選挙区の共産票を取り込めると計算しながらも、それによって失うものの大きさを理解していませんでした。たとえば、立民最大の支持団体である連合傘下の組合の多くは、経団連に加盟する企業の組合なので共産党への忌避感が強い」〉

トヨタ系労組が組織内候補を出して自民と対立してきたこれまでの慣例をとりやめたのも、その表れだろう。

〈「さらに、公明党の支持母体である創価学会は、《混ぜるな危険 立民共産》をスローガンに、本腰を入れて自民候補の選挙運動を行いました。共産党と手を組むということは、これほどのリスクを伴う禁じ手だったのです」〉

「混ぜるな危険」、麻生太郎氏の「立憲共産党」と並ぶ名キャッチだ。

『サンデー毎日』(11・21)は望月衣塑子サン(東京新聞記者)と佐高信サン(経済評論家)が対談。

「リベラルよ、負けて強くなれ」

こういうのを負け惜しみという。

『週刊ポスト』(11・19/26)は、同誌がこれまでに力を入れて来た落選運動に関して8ページの特集。

「現役幹事長の落選で分かった『破壊力』、次は来年の参院選へ 落選運動はもう始まっている」

「来年7月の参院選に出てくる『不行跡議員』」として片山さつき、今井絵理子、自見英子氏ら9人の名が挙がっているが、やや無理ヤリ感あり。

『週刊文春』(11月18日号)のスクープは「岸田首相衆院選応援で違法『集団買収』」。

茨城県のトラック業者の団体が、岸田文雄首相応援演説の参加者に5千円の日当を出したという。むろん、岸田首相の責任を問える話ではないが、公選法に触れる可能性も。

(月刊『Hanada』編集長)


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