私自身も旅行券で航空券の支払いをするときは、すべて簡易書留などの郵送ですませています。ネットで予約した後、各航空会社に電話をして、旅行券で支払いたい旨を伝えると、郵送先を教えてくれます。
気を付けなければならないのは、海外航空券で乗継便を利用するケース。ANA便やJAL便に加えて、別の航空会社の便に乗り継ぐ場合、「明日までに、速達の簡易書留で旅行券を発送してください」と言われた経験が何度かあるからです。指定日までに旅行券を郵送しないと予約が取り消されますので、乗継便を利用する際は、翌日くらいまでに郵便局に行ける状態で、予約することをおすすめします。
▼定期プランとフリープランを目的で使い分け
JTBのたびたびバンクは、定期積立プランとフリープランの両方を利用しています。定期積立プランは、主人が定年を迎えたタイミングで、海外ツアーに申し込む予定で積立を終了しましたが、コロナウイルスの影響で希望する渡航先のツアーの催行は中止になってしまいました。ツアーが催行されるようになったら、定期積立プランで積み立てたお金を使って、ツアー代金を支払うつもりで、催行されるのを心待ちにしているところです。
フリープランのほうは積み立てを継続しながら、ときどきホテル代として引き出しています。そのため、フリープランの残高は増減を繰り返していますが、手元資金に余裕がない場合でも、たびたびバンクの残高を使って支払えるので、希望するホテルに泊まれています。
何の代金に充てたいのかを考えてから旅行積立を始める
いずれにしても旅行積立は、好利率な商品ではあるものの、「使う先」を決めてから始めるのが重要な商品といえます。たとえば、たびたびバンクで積み立てていたのに、阪急交通社でしか扱っていないツアーに行きたくなった場合には、旅行券(たびたびバンクカード)では支払えないからです。ツアーを利用して海外旅行に行きたい場合は、まずは利用したいと思える内容のツアーを扱っている旅行会社を調べて、その旅行会社の旅行積立をおこないましょう。
コロナウイルス収束後に、ツアーを利用して旅行に行きたいと考えている方は、そろそろ旅行積立を利用して、旅行費用を準備してはいかがでしょうか。