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淡路島に移転1年 パソナが呼び込む企業ニーズ

人材派遣大手のパソナグループが、主要な本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移転し始めて1年が経過した。現在までに東京や大阪などから約230人が移住し、現地採用の従業員らを含めて計約600人が働く。都会にしばられない新しい働き方に注目が集まっている。同グループのオフィスや商業施設、レジャー施設などが続々と開業している現地を訪ね、スタッフらの生の声を聞いた。

保育園とオフィスが融合したスペースで業務にあたるパソナのスタッフら=兵庫県淡路市
保育園とオフィスが融合したスペースで業務にあたるパソナのスタッフら=兵庫県淡路市

休暇楽しみながら働く

「東京では満員電車で通勤しないといけないが、淡路島はオフィスが近い。朝出社して窓を開けるときれいな海が見えるし、食べ物もおいしい。仕事はこっちの方が快適にできる」

本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の近くにある同社の拠点施設「ワーケーションハブ」(淡路市岩屋)で、女性社員は笑顔で語った。同施設は休暇を楽しみながら働く「ワーケーション」を実現するための拠点といい、スタッフは東京や大阪の営業部門向けに請求書を作成する業務などにあたっている。

会社側も従業員がより快適に働ける環境整備を追求する。社員が働きながら同じ空間で自分の子供と過ごせる「ファミリーオフィス」(同市久留麻)は閉店したスーパーを改装し、保育園と社員用マンションを併設した施設。1階フロアは3区画のうち2区画が保育園とオフィスの融合スペース、残る1区画が座席を固定しないフリーアドレスのオフィスとなっている。

社員はマンションに住み、階下のオフィスでは総務部門などの業務に従事し、「職住近接」を実践。子供たちの歓声が響くそばで、ノートパソコンを開いて作業したり、打ち合わせをしたりしている。


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