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オミクロン株、関空でも検査を徹底 大阪府も警戒

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が日本で初めて確認されたことが分かった30日、関西国際空港の関西空港検疫所でも、旅客が携帯する検査証明書の確認や、唾液による抗原定量検査を入念に実施した。

関西国際空港に到着予定の国際旅客便はわずかだった=30日午前9時6分
関西国際空港に到着予定の国際旅客便はわずかだった=30日午前9時6分

この日、関空での国際線到着便はアジアや欧州、中東からの計7便。同日午前から全世界からの外国人の新規入国が原則停止されており、国際線旅客数はコロナ前の1%に満たないが、「オミクロン株確認」のニュースが伝わったこともあり、検疫場に旅客が到着すると検疫官らに緊張が走った。担当者は「厚生労働省から新しい対応は指示されていないが、現状できる検査を徹底している」と語った。

大阪府も警戒を強め、感染者周辺の疫学調査を徹底するほか、変異株特定のためのゲノム解析を含む検査体制を強化する。吉村洋文知事は30日、記者団に「保健所を通じて陽性者の海外渡航歴などの疫学調査を積極的に行い、できるだけオミクロン株が広がるのを防ぐ」と語った。

府はこれまで府内の保健所に対し、海外渡航歴のある感染者への対応を通知。疫学調査を通じて濃厚接触者の特定に注力し、ゲノム解析に回す検体を確保するよう求めた。

府内の感染者についてゲノム解析を行うのは、地方衛生研究所である「大阪健康安全基盤研究所」と大阪大、京都大、医療機関2カ所の計5カ所。

府によると、これまでは原則、PCR検査などで新型コロナへの感染確認後、ウイルス量の多さなどを目安に検体を選び、簡易な「スクリーニング検査」にかけ、この結果、変異株の陽性が確認されれば、ゲノム解析に回していた。

ただ、オミクロン株については、スクリーニング検査の試薬がなく、陽性が疑われる検体は同検査をせずにゲノム解析を行うが、解析に回してから結果が出るまで早くても1週間程度はかかるという。今後はオミクロン株への感染者の早期把握のため、ウイルス量の基準を引き下げて解析の対象を拡大する。



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