後藤茂之厚生労働相は、新型コロナウイルスで国内初のオミクロン株感染者が確認された30日夜、ワクチンの3回目接種に関し、2回目完了から原則8カ月以降とする接種間隔などを当面維持する考えを示した。厚労省で記者団に「(予定通り)粛々とやっていく」と述べた。3回目接種は12月1日から開始される。
今後、オミクロン株を踏まえて接種間隔を変更する可能性については「感染状況が今と大きく変わるような事態が発生した場合に、そういう議論も否定しているわけではない」とした。
2回目完了から原則8カ月以降の人が対象で、クラスター(感染者集団)が発生した病院などは例外的な措置として6カ月に短縮できる。