2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅に反発し、前日比617・75ドル高の3万4639・79ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への懸念で前日までの2日間で計1100ドル超下落しており、割安感が出た銘柄を中心に買い戻しが優勢となった。
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朝方発表の米週間失業保険申請件数が市場予想を下回ったことも好感された。航空機のボーイングが、中国当局から主力小型機の運航再開に向けた指示が出たことを受けて大幅上昇したのも相場を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、127・27ポイント高の1万5381・32。
その他の個別銘柄では、金融・旅行のアメリカン・エキスプレスやクレジットカードのビザの上昇が目立った。小売りのウォルマートは下落した。(共同)