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オミクロン株対応のPCR検査薬開発も

新型コロナウイルス感染有無を調べるPCR検査試薬を手がける国内企業がオミクロン株への対応を進めている。オミクロン株対応の試薬はまだない。感染拡大抑止につなげるため、各企業はオミクロン株対応の試薬の開発を急ぐ。

タカラバイオはオミクロン株対応の試薬の開発を始めている。研究者向けのデータベースを活用したゲノム解析では、オミクロン株を感知することができそうだという。同社の広報担当者は「オミクロン株は変異が多く、どの遺伝子変異をもってオミクロン株とするか非常に難しいので、さまざまなパターンを想定しながら進めている」と説明する。開発には最速でも3週間程度かかる見込みという。

また、これまでも変異株に対応した研究用の試薬を販売してきた島津製作所は、オミクロン株対応の試薬の開発を視野に情報収集を始めた。担当者によると、オミクロン株にはウイルス表面にある突起状の「スパイクタンパク質」に変異が集中しているが、まだはっきりとした定義が明らかになっていないこととなどが開発のハードルになるという。担当者は「当社はこれまでも変異株に対応してタイムリーに試薬を導入してきた実績がある。しっかり対応したい」とした。

一方、東洋紡はすでに発売しているPCR検査キットで、オミクロン株についても感染の有無を判別できるかどうか確認している。また、臨床検査大手のH.U.グループホールディングスも、同社の抗原検査キットがオミクロン株にも有効であることを確認したという。(井上浩平)


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