オバマ米政権下の2013~17年に女性として初の駐日米大使を務め、今年秋の叙勲で旭日大綬章を受章したキャロライン・ケネディ氏(64)への叙勲伝達式が8日、在ニューヨーク日本総領事公邸で開かれた。
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山野内勘二総領事が、オバマ元大統領の歴史的な広島訪問や安倍晋三元首相の真珠湾慰霊の実現、東日本大震災被災地の復興支援への貢献など在任中の功績を紹介。ケネディ氏は「大きな光栄です」と応じた。
式典後、ケネディ氏は記者団に「日本は東京五輪開催で素晴らしい仕事をした。全ての米国人に日本のことをもっと知ってもらいたい」と語った。
ケネディ氏は、1963年に暗殺されたケネディ元大統領とジャクリーン夫人の長女。オバマ氏の指名を受けて2013年11月に着任し、35都道府県を訪問、市民との対話も重ねた。(共同)