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中国卸売物価5カ月ぶり縮小も、26年ぶり高水準続く

【北京=三塚聖平】中国国家統計局が9日発表した11月の工業品卸売物価指数(PPI)は、前年同月比12・9%上昇した。上昇率は前月から0・6ポイント下がり、5カ月ぶりに縮小した。ただ、依然として約26年ぶりの高水準が続いており、中小零細を中心に企業の経営環境は厳しい。

中国国旗=北京(ロイター)
中国国旗=北京(ロイター)

中国政府による商品価格の抑制策が奏功したほか、9月を中心に深刻化していた電力不足の緩和も影響した。統計局は、原材料に関する供給や価格に関する安定策により「石炭、金属などエネルギー・原材料価格の急速な上昇がさしあたり抑制された」と分析した。

業種別では、石炭採掘・選鉱業が約9割、石油・天然ガス採掘業が約7割それぞれ上昇。エネルギー関連の高騰が続いている。

一方、統計局が同時に発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・3%上昇した。前月を0・8ポイント上回っており、加速傾向が強まっている。

内訳では、夏の大雨の影響で生鮮野菜が30・6%上昇したほか、燃料高でガソリンなどの値上がりも目立つ。生産コストの上昇を受けた最終製品への価格転嫁が進まず、企業のコスト負担が増しているもようだ。


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