関西スーパー株が大幅安 オーケーTOB断念で

    15日午前の東京株式市場で、関西スーパーマーケット株の取引が大幅安で始まった。前日終値比で2割安い1100円を付ける場面もあった。エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの経営統合が15日実現し、オーケー(横浜市)の株式公開買い付け(TOB)の可能性がなくなったため売り注文が殺到した。

    大阪市内の関西スーパーマーケットの店舗
    大阪市内の関西スーパーマーケットの店舗

    オーケーは統合案を僅差で可決した10月の臨時株主総会の集計に疑義を唱え、統合手続きの差し止めを求める仮処分を申請。神戸地裁は差し止めを命じたが、大阪高裁で取り消された。12月14日の最高裁決定は総会決議の有効性を認め、高裁判断が確定した。

    ■オーケー、関西スーパー買収断念 最高裁の許可抗告棄却で


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