群馬銀行系のシンクタンク「群馬経済研究所」が群馬県内企業を対象に実施した今冬のボーナス支給額調査によると、1人当たりの平均支給額が昨冬比4・4%増の48万1100円になることが分かった。
調査結果によると、平均支給月数は0・05カ月増の1・79カ月。業種別では製造業が46万4600円(1・83カ月)、非製造業は48万8400円(1・77カ月)となり、いずれも昨冬から増加した。
従業員規模に関係なく支給額が昨冬から増えており、300人以上の企業では8・0%増、299人以下の小規模企業でも2・1~4・2%増だった。
ボーナスを「支給する」「支給するが金額未定」を合わせた企業の割合は8割近くに上った。多くの企業が12月1日~20日に支給を予定しており、ボーナス商戦は今月中旬以降とみられる。
同研究所は11月、県内企業2千社に調査を行い、481社(回答率24・1%)から回答を得た。