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静岡の海・空利用回復の兆し 空港1年9カ月ぶり2万人超

静岡県の清水港と土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」と、静岡空港の利用者数が、新型コロナウイルス禍によるダメージから一定の回復をみせつつある。

昨年3月から国際線が全便欠航で、国内線のみの状況が続いている静岡空港の今年11月の搭乗者数は県のまとめによると、2万3935人で昨年2月(4万473人)以来、1年9カ月ぶりの2万人超えとなった。前年同月より6254人増で、前月比では1万147人増だった。

要因は、FDA(フジドリームエアラインズ)の全5路線が通常運航に戻ったことだ。中でも福岡、鹿児島、出雲の路線は前年同月を上回り、今年7月に運航を開始した熊本線も好調に推移した。ただ、ANA(全日本空輸)の新千歳線と沖縄線の2路線は運航されなかった。

一方、駿河湾フェリーの11月の輸送人員は一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」によると1万2060人で、10月から2カ月連続で1万人超えとなった。同法人は、半額割引事業などの効果とみている。9月までは10カ月連続で1万人割れが続いていた。

車両利用も好調で、二輪車は467台で1隻体制となった平成21年度以降で過去2番目、乗用車は3022台で過去3番目の多さだった。

ただし悪天候での欠航で運航率が11月として過去最低の76・7%となったことで、輸送人員も同じく同月としては過去最低だった。

しかし、団体利用のバス台数が増加するなど新型コロナ禍の影響からは「回復傾向にある」とみており、年末年始需要などでのさらなる増加を期待している。


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