神奈川県eスポーツ連合が18日に横浜・上大岡でゲームイベント　「eスポーツで人と人のつながりを」

対戦型コンピューターゲームの技量を競う「eスポーツ」の普及と選手の育成などを目的に活動する「神奈川県eスポーツ連合」が18日、横浜市で人気パズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」やドローンなどを無料体験できるイベントを開催する。eスポーツは近年、若者を中心に人気が高まり、急速に市場が拡大しており、神奈川県eスポーツ連合は「eスポーツには地域コミュニティの形成から国際交流まで人と人とをつなげる力がある」として、イベントを通じ、eスポーツのさらなる普及に努める考えだ。

イベントが開催されるのは横浜市港南区の京浜急行・横浜市営地下鉄上大岡駅前にある商業施設「アカフーパーク」東館。神奈川県eスポーツ連合が9月、全国団体の「日本eスポーツ連合」の神奈川支部に認定され、11月に一般社団法人化したことを記念し、正午からはその記念レセプションも行われる。

午前11時からは「ぷよぷよeスポーツ」を使った「KeSUぷよカップ2021オフライン大会」を開催。マスター部門にはプロのeスポーツ選手も参加するという。観戦は無料。小学生以下は参加無料だが、中学生以上は参加料として1000円が必要となる。午後4時からは「三重県VS神奈川県」のeスポーツ交流大会が開かれる。このほか、ドローン体験や「横浜ハーティスポーツクラブ」によるチアリーディングダンス、メダカすくい、無料体力測定会などが楽しめる。

神奈川県eスポーツ連合は2020年12月に結成され、地域コミュニティの活性化を目的に2021年4月までオフライン大会を無料で開催。4月以降は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、人気オンラインゲーム「フォートナイト」などを使ったオンライン大会を実施してきた。

神奈川県eスポーツ連合の森泰志代表は「コロナ禍で人と人とのつながりが希薄になりつつある。それを何とかしたい、もっと子供たちに思い出を作ってあげたいとの思いで結成した。日本eスポーツ連合の神奈川支部に認定されたことで活動の幅がさらに広がっている。今後も神奈川のeスポーツ振興に努めたい」としている。