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小田急電鉄がフィットネスに“乗り入れ” 仕事帰り…最先端マシンで気軽に運動

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で鉄道各社が業績悪化に苦しむ中、小田急電鉄は最先端のドイツ製サーキットトレーニングマシンを備えたフィットネススタジオを整備し、20日、報道関係者に公開した。スマートフォンのアプリと連動したマシンが個人の身体データを認識し、強度などを自動調整。仕事帰りに気軽に立ち寄って運動を楽しめるのが特徴という。2022年2月のグランドオープンを予定している。

小田急電鉄は最先端のドイツ製サーキットトレーニングマシンを備えたフィットネススタジオを整備し、報道関係者に公開した=20日、東京都世田谷区(SankeiBiz編集部)
小田急電鉄は最先端のドイツ製サーキットトレーニングマシンを備えたフィットネススタジオを整備し、報道関係者に公開した=20日、東京都世田谷区(SankeiBiz編集部)

わずか10分で「太極拳1時間分の運動効果」

フィットネススタジオが整備されたのは、東京都世田谷区の小田急線梅ヶ丘駅近くの高架下。最先端の IoT(モノのインターネット)フィットネスマシン「milon」8種類をそろえた。腕の長さや関節の位置などを自動的にスキャンし、ICカードに記録。トレーニングでは各マシンにカードをかざすことで、座面やハンドルの位置が最適な位置に調整される。

腕の長さや関節の位置などを自動的にスキャンし、ICカードに記録。トレーニングでは各マシンにカードをかざすことで、座面やハンドルの位置が最適な位置に調整される=20日、東京都世田谷区(SankeiBiz編集部)
腕の長さや関節の位置などを自動的にスキャンし、ICカードに記録。トレーニングでは各マシンにカードをかざすことで、座面やハンドルの位置が最適な位置に調整される=20日、東京都世田谷区(SankeiBiz編集部)

またトレーニングの前には、音響スピーカの原理を利用した近未来型の音波振動マシン「SONIX」で体を刺激し、代謝を促す。わずか10分間で太極拳1時間分の有酸素運動効果があるとされ、血液やリンパの改善、姿勢やバランス感覚の改善が期待できるという。

フィットネススタジオでは筋力系6種、有酸素系2種からなる各マシン(1周所要17.5分)を2周し、計35分という短時間で効率的な運動ができ、小田急電鉄まちづくり事業本部生活事業推進部の小棚木健司課長は「鉄道事業は落ち込んでいるが、沿線住民が減っているわけではない。生活事業は新たな収益源となる。フィットネスにおける新たな体験価値を創造したい」と話した。

小田急電鉄初のフィットネススタジオは「4H fitness 梅ヶ丘スタジオ」と名付けられた。店名の「4H」には、 習慣化(Habituation)、健康(Health)、ハッピー(Happy)、心の安らぎ(Heart ease)のほか、月4時間の運動の習慣化などの意味が込められているという。同部の斉藤庸介課長代理は「従来はトレーニングの効果が感じられるまでに3カ月くらいかかったが、このマシンはやったその日から効果を感じられる」と胸を張る。

コロナ禍で在宅勤務が一気に普及するなど生活様式が大きく変化する中、最先端のマシンで気軽にフィットネスを楽しむことで、運動不足の解消につなげることができそうだ。利用料金は全日会員が月額7980円(税込み)、平日会員が同6980円(同)。

小田急電鉄はmilonで得られるヘルスケアデータを活用し、行政機関などとの協業で地域の健康増進モデルや新規ヘルスケア事業の開発を推進したい考えだ。



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