他にもオミクロン市中感染疑い例 大阪府、疫学調査を強化

    新型コロナウイルス対策本部会議でオミクロン株の市中感染が初確認されたと明らかにした大阪府の吉村洋文知事=22日午後、大阪市中央区の府庁(吉国在撮影)
    新型コロナウイルス対策本部会議でオミクロン株の市中感染が初確認されたと明らかにした大阪府の吉村洋文知事=22日午後、大阪市中央区の府庁(吉国在撮影)

    国はオミクロン株感染者の濃厚接触者に指定宿泊施設での待機を求めている。市中感染の拡大を遅らせる上で、濃厚接触者を可能な限り特定し、宿泊施設での待機を徹底できるかどうかが鍵となりそうだ。

    府はコロナ感染者がデルタ株陰性となった時点で、その濃厚接触者に宿泊療養施設への入所を要請している。今回のケースでは、先の家族の親族3人が濃厚接触者と特定され、入所を調整。22日時点で府内のオミクロン株感染者の濃厚接触者は568人に上るが、そのうち宿泊療養施設に入っているのは314人(55・3%)にとどまっている。

    府の専門家会議座長を務める大阪健康安全基盤研究所の朝野(ともの)和典理事長は22日の対策本部会議に出した意見書で「オミクロン株の市中感染が確認された場合は迅速にアラートを出し、府民に行動変容をお願いすることが重要だ」と求めた。

    大阪知事「すでに市中感染広がっている」 オミクロン株


    Recommend

    Biz Plus

    Recommend

    求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

    求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)