福岡商工会議所とNTTドコモ九州支社は22日、中小企業のデジタル化や業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進について協力して取り組む覚書を締結したと発表した。生産性向上や働き方改革のほか、新たなビジネスモデル作りの支援で連携する。
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具体的にはNTTドコモによる出張相談や、デジタル化に関するセミナーなどの開催に加え、5GやAI(人工知能)など先端技術について、商議所の会員企業が活用できるよう支援する。加えて会員企業の経営指導などを担う商議所スタッフのスキル向上や商議所業務のDXもNTTドコモの技術を活用する。
福商の境正義専務理事「福岡が元気な街として成長していくためにはデジタル実装が欠かせない。中小企業、小規模事業者をできるだけ取り残さないように取り組みたい」と述べた。
両者は来年1月20~21日にNTTドコモ九州支社で無料イベント「福岡デジタルエキスポ」を開く。