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〈独自〉外務・防衛相1月訪米見送りへ 日米2プラス2はオンライン形式

林芳正外相と岸信夫防衛相が1月上旬に予定していた訪米を見送る方向で調整に入ったことが24日、分かった。1月7日にも開催予定だった外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)はオンライン形式で行う。米国内で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が広がっており、米側が2プラス2をオンライン形式に切り替えるよう提案した。

林芳正外相=外務省(代表撮影)
林芳正外相=外務省(代表撮影)

林氏は訪米に伴い、米ニューヨークの国連本部で1月4日から開かれる予定の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席する予定だったが、対面式会合への出席は見送る。日本側出席者はオンライン形式も含めて改めて検討する。

政府は21日に日米両政府が来年度以降の在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)について年平均約2110億円とすることで実質合意したと発表している。2プラス2に合わせて、日米双方の担当閣僚が5年間の特別協定に署名することを予定していた。日米両政府は東京とワシントンで担当閣僚と大使が署名することも含めて調整する。

日米両政府は3月に東京で2プラス2を開催した際に発表した共同声明で、共通の優先的な政策に関する取り組みを強めるため、年内に再び2プラス2を開催するとしていた。しかし、日米間の調整が進まず年内開催を断念。1月7日に開催する方向で調整していた。

オンライン形式の2プラス2では、日本が来年末をめどに国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画の改定作業に着手していることを踏まえ、日米間の「役割、任務、能力(RMC)」について協議する。岸田文雄首相は敵基地攻撃能力の保有も含め検討する方針を示しており、具体的な装備や数量、米軍との役割分担などで意見を交わす見通しだ。

また、3月に2プラス2を開催した際の共同声明では台湾海峡の平和と安定の重要性を盛り込んでおり、台湾有事の際の米軍と自衛隊の対応に関しても意見交換するとみられる。北朝鮮の核・ミサイル開発への対処も議題となる。


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