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外出自粛は昨年の3分の1 ダイキン工業が“冬の上手な換気”をレクチャー

新型コロナウイルス感染症の予防で帰省や会食がしにくかった昨年と比較すると、今年の年末は“正常化”に一歩近づいたものとなりそうだ。空調機大手ダイキン工業の調査によると、外出を自粛する人は昨年の3分の1程度に減り、帰省や忘年会・新年会をする予定の人は増える見込みだという。同社は感染症対策として、換気の大切さを訴え、冬の換気時の室温低下を抑える工夫などをインターネットで紹介している。

帰省ラッシュの時期にも関わらず人が少なかった昨年の東京駅=2020年12月26日午前、東京都千代田区(松井英幸撮影)
帰省ラッシュの時期にも関わらず人が少なかった昨年の東京駅=2020年12月26日午前、東京都千代田区(松井英幸撮影)

同社がアンケートを行い、昨年と今年の年末年始の予定を比較したところ、最も変化が大きかったのは「(遠出やイベントなどに参加せず)自宅で過ごす」だった。昨年は48.2%(複数回答、以下いずれも同)だったのに対し今年は15.5%で、“ステイホーム率”は約3分の1に減少した。具体的な予定については「忘年会・新年会・食事会」が昨対比で1.5倍、「実家へ帰省」は1.3倍に増加しており、多くの人が外出を計画していることがうかがえる。

人が集まるときに気を付けたいことを聞くと「会話時のマスク・大声を出さない」が64.7%、「小まめに手洗い・アルコール消毒する」が63.3%、「適度に距離を取る」が53.9%、「換気をする(または換気されている場所を選ぶ)」が53.1%で、基本的な感染症対策があがった。一方で厚生労働省などが推奨する「空気清浄機を使う」は、具体的な対策の中で最も低い15.1%にとどまった。

換気に関して聞いたところ、7割が実践していたが、「ほとんどのエアコンは換気ができない」ことを知っているかという質問には53.3%が「知らなかった」と回答。同社は、間違った思い込みや誤解があり、実践しているつもりでも実際は正しい換気ができていない恐れがあるとしている。

こうした状況を受けて同社は、寒さを抑えながら効率よく換気するコツを動画投稿サイト「YouTube」や公式サイトなどで公開している。例えばエアコンをつけたままで換気をする際は、できるだけエアコンから離れた窓を開けるようにすると良いという。

「室内に流入した冷たい空気は室内の暖気で暖められるため、エアコンに掛かる負荷が和らいで電気代の抑制につながります。なお、エアコンが窓のそばに設置されていることもあります。換気のための窓が引き違い窓の場合、エアコンから遠い方の扉を開けるだけでも、ある程度の効果が期待できます」(同社コーポレートコミュニケーション室広報グループ)

また、エアコンのフィルターがほこりで目詰まりを起こすと、嫌な臭いが出るだけでなく電気代のロスも発生してしまうため、エアコンの掃除は年末の大掃除の機会だけでなく、本格的に稼働する夏や冬が来る前にしっかり行っておくことが重要だと指摘している。

調査は今月10、11日、全国の20代~50代の男女を対象に行われた。有効回答のサンプル数は529だった。


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