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「ウザがられる人」の3つの特徴 人間関係トラブルを誘発する「解釈」の悪いクセとは

もしこのような人が周りにいる場合には、適切な距離をとるように心がけてください。それが難しい場合には、下記の対処法を参考にしてみてください。

画像はイメージです(Getty Images)
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1つめの特徴は、攻撃行動を肯定する信念を持っていることです。

職場での例で考えてみましょう。ストイックに取り組むあまり「仕事なんだからこのくらい厳しく言うのは必要」というような考えを持っている人は少なくないと思います。「ミスは厳しく指導するべき」「同じことを繰り返さないよう、厳しく処罰するべき」と考える人もいるかも知れません。しかし、皆さんご存知のようにミスの再発防止策は、厳しい言動だけではありません。むしろ厳しく言わない方法が、相手の行動や態度を変えやすいケースもあります。

ただ、このタイプの人は自分が正しいという感覚が強いので、現状のやり方を批判するのは得策ではありません。それとなく違う選択肢を伝えていくのがよいでしょう。

2つめの特徴は、他の人の行動に「悪意があった」と思いやすいということです。

職場での例で考えてみましょう。皆さんの周りには、事情がよくわかっていない段階で、悪意があったかのように捉えてしまう人はいませんか? このような人が上司の場合、部下は「説明も聞かずに、いきなり責められた」と感じやすくなります。これでは信頼関係を築くことは難しくなります。

このようなタイプの人の思い込みを払拭するのは難しいので、誤解されることを前提に、刺激しないよう説明するのがよいでしょう。言い訳だと思われないようにするためにも、相手の言うことを否定しないようにしながら話をするのもポイントです。

3つめは、和解に向けた平和な方法を見つけにくいことです。

職場での例で考えてみましょう。誰かのミスで問題が起きたとき、まずおこなうのは挽回のための努力のはずです。しかし中には、それより先に責任追及をやってしまう人もいます。このタイプの人は誰も傷つけないリカバリーの方法があるかも知れないのに、それを探そうとしないし、見つけられないのです。

このようなタイプの人は結果がよくなることだけでなく、ミスをした人の処罰を望みます。解決策を示すだけでは「開き直り」と解釈されやすいので、反省を見せることは必要でしょう。

これらの特徴が、自分にも当てはまるという人はどうしたらいいのでしょうか。自覚ができた人は安心してください。解釈の癖は意識することで少しずつ改善することが可能です。

解釈の癖は訓練でなおせる

まずは以下のケースについて考えてみてください。

あなたの会社では在宅勤務が取り入れられて、週2回だけ出社することになりました。あなたの部下は、その2回とも遅刻してきました。どう感じますか。近いものを選んでください。


A 在宅勤務でたるんでいる。家でもサボっているのだろう

B 仕事に対する態度がなっていない。厳しく指導するべきだ

C なにかトラブルがあったのかも知れない。事情を訊いてみよう。

AやBを選んだ人は、今後もとっさに同じような解釈をしてしまうと思いますが、現段階ではそれで構いません。一度そのような解釈が頭に浮かんだ場合、批判したくなるのを我慢すればよいのです。

批判したくなったときの定番フレーズとして、部下には「何かあった?」と訊くようにしましょう。なぜそのような行動をしてしまったのか。事情を知って納得する経験を重ねるうちに、反射的な判断でも「もしかして」と思えるようになるはずです。

自分が正しいと信じることは大切ですが、捉え方には癖があることを知っておくと、人を責めてしまったり、職場で煙たがられたりといったことを減らすことができます。新しい1年、ぜひ取り組んでみてください。

参考文献

*1

Dollard, J., Miller, N. E., Doob, L. W., Mowrer, O. H., & Sears, R. R. (1939). Frustration and aggression.

*2

Berkowitz, L. (1989). Frustration-aggression hypothesis: examination and reformulation. Psychological bulletin, 106(1), 59.



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