東証大発会一時400円高 米国株の上昇追い風

    年明け最初の取引となる大発会を迎えた4日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅反発した。上げ幅は一時400円を超えた。前日の米国株上昇が追い風となり東京市場でも買い注文が先行した。一方で、国内で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加したことは悪材料だった。

    東京証券取引所の大発会=4日午前9時4分、東京都中央区の東京証券取引所(酒巻俊介撮影)
    東京証券取引所の大発会=4日午前9時4分、東京都中央区の東京証券取引所(酒巻俊介撮影)

    午前9時15分現在は前年末終値比209円73銭高の2万9001円44銭。東証株価指数(TOPIX)は16・08ポイント高の2008・41。

    前日の米国では、景気の先行き期待などからニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が上昇。アップルの株式時価総額は米企業で初めて一時3兆ドル(約345兆円)の大台を突破した。

    国内では、3日に東京都や沖縄県で新型コロナの新規感染者数が100人を超え、さらなる感染拡大も意識された。


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