日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は5日、東京都新宿区の「日本オリンピックミュージアム」で新年の仕事始めに職員へ向けたあいさつを行い、開幕まで1カ月を切った2月の北京冬季五輪に向けて「選手たちが万全の準備をして大会に臨み、それぞれの夢に向かって生き生きと輝きながら挑戦していける環境(整備)を全面的にサポートしたい」と抱負を述べた。
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山下会長は新型コロナウイルス禍で開催した昨年の東京五輪・パラリンピックの成功を強調。「関係者の全てが心を一つにして全力を傾注したからなし得た」と語った。
この経験を踏まえ、JOCの将来像について「勝ち負けだけではないスポーツの価値を守り、つくって、伝えていく。これこそがJOCの使命であり、責務だ」と呼び掛けた。