新型ノアとヴォクシーの全貌 機能性だけじゃない、大幅に進化した走りが明らかに

トヨタが誇るコンパクトキャブワゴンの王道、新型「ノア」と「ヴォクシー」の全貌が明らかになった。発売前、車両ナンバーの取得はまだ先だが、内外観と「5世代目」と呼ぶ新開発ハイブリッドシステムが搭載されていることも判明した。

新型ノア(トヨタ提供)
新型ノア(トヨタ提供)

基本的にはキープコンセプトである。大きすぎず小さすぎず、決して広くはない日本の環境での最適サイズ。家族を伴っての移動には理想的な3列シート7人乗りと8人乗りである。

ボディスタイルは先代と大きな違いはない。理想的な“ハコ”を追求したようで、大きくはせずに空間だけを広げる細工がなされている。全長とホイールベースは共通だが、全高は70ミリ高い。室内空間の余裕を頭上付近に求めている。

インパネ周りはすっきりとしており、Aピラーが細くなり、三角窓が拡大された。ドライバーからの死角が減ったばかりか、すべての乗員が開放感を味わえる。

(トヨタ提供)

室内で特徴的なのは、新たに2列目にキャプテンシートを選択できるようにしたことだ。オットマン付きでありシートヒーターも備わる。しかも、ロングスライド。これまでの、いったんシートを横移動させてから前後スライドする煩わしさが解消されている。

後席の乗り込みをサポートするユニバーサルステップや、手動式デールゲートを任意の角度で固定することができるフリーストップバックドアなど、細部にわたって使い勝手の良さを追求している。3列目のシートも、ワンタッチで跳ね上げて固定できるようになった。些細なことを真摯に改良した痕跡が窺える。

(トヨタ提供)

安全機能にも抜かりはない。安全運転支援技術「トヨタ・セーフティ・センス」は、さらに多くの障害物を認識できるようになった。常に車両の周囲を監視している。後方からランナーやバイクや、もちろんクルマが迫っているときには、助手席のスライドドアが開かないようになる。子供や家族が不用意に飛び降りないための配慮である。

スマホから、遠隔的に車庫入れすることも可能になった。日本の狭い駐車場事情を考えれば嬉しい機能である。

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