フランスの自動車大手ルノーは13日、2030年までに欧州での販売車の全てを電気自動車(EV)にする計画を明らかにした。これまでは90%を目標に掲げていた。ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)が記者団に述べたと、フランスのメディアが報じた。
欧州連合(EU)欧州委員会が昨年7月、ハイブリッド車(HV)を含めたガソリン車やディーゼル車の新車販売を35年に事実上禁止とする方針を掲げたことなどから、EV化をさらに推進する姿勢を示した。
22年には小型車「メガーヌ」のEVモデルを発売する。デメオ氏は「30年までにルノーを100%電動のブランドとするために準備することを決めた」と表明した。(共同)