アフガニスタンのイスラム原理主義勢力、タリバン暫定政権の教育省は16日、日本の中学・高校に当たる中等教育の女子通学について、3月下旬の全面再開を目指すと明らかにした。学校再開の具体的な時期を明示するのは初めて。国際承認と人道支援を求める暫定政権は、女性教育の保障を強調しており、国際社会が履行状況を注視している。
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教育省の報道担当者によると、アフガンの暦で新年にあたる3月21日から再開する予定で「国際支援を受けながら女性が学校に通えるようにしたい」と話した。初等教育は既に再開されている。
暫定政権はイスラム教育を重視しており、教室を男女別にするなどの改修費用や教師の雇用が全面再開の障壁になっていると説明している。(共同)