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上司が「1つ上の活躍」をするために、2022年に鍛えるべき5つの力

《今回の社長を目指す法則・方程式:経営者JP「経営者力を測る、5つの力の方程式」》

読者のみなさん、新年の出足はいかがでしょうか? チームのリーダーとしてご活躍の皆さんは組織の管理職としての活躍を目指し、すでに管理職の皆さんはいよいよ経営陣としての活躍を!と期していることでしょう。

2022年、上司の皆さんが「ひとつ上の活躍」をするために、具体的にどのような力の発揮に力点を置けば良いかをご紹介しましょう!

管理職が発揮すべき2つの力

私が経営している経営者JPでは、経営陣や中間管理職として活躍される方々に必須の力として「5つの力」を特定して方程式化しています。それは以下のようなものです。

◎経営者力=(「描く力(構想力)」+「決める力(決断力)」+「やり切る力(遂行力)」)×「まとめる力(リーダーシップ力)」×「学び続ける力(学習力・習慣化力)」

マネジメント力の高い人は共通して、この5つの力を発揮して日々の現場に当たっていらっしゃいます。その中でも、中間管理職(当社ではこの層を「幹部人材」と呼んでいます)と経営陣(この層を「経営人材」と呼びます)とでは、同じマネジメントでも、5つの中で特に発揮すべき力が異なるのです。

管理職(「幹部人材」)には、5つの力の中でも特に2つ、「やり切る力(遂行力)」と「まとめる力(リーダーシップ力)」の発揮が求められます。

「やりきる力」の見抜き方

「やり切る力」とは、業務遂行力。絵に描いた餅で終わらせず、決めたことを徹底的に実行する力です。物事は、当初描いた通りに進むとは限りません。むしろ、そうはいかないことのほうが多いでしょう。そのときに「やっぱり駄目だった」と投げ出してしまったり、他人に責任をなすりつけたりする管理職・リーダー職の方も少なくないように思います。

デキる管理職、成果を出しているリーダーは、こういう局面での踏ん張りが素晴らしいです。「そうか、やっぱり、ここはうまくいかないか。では、こうしてみようじゃないか!」と速やかにチューニングを行い、軌道修正した施策を実行に移します。まるでゲームを楽しむように事業ステージをクリアしようとする力は、現場を勇気づけ、成功への道を切り拓きます。

私たちは、管理職の方々が「やり切る力」を持っているかどうか評価するポイントとして、「戦略を分かりやすく説明、周知、浸透させているか」「戦略を果断に遂行しているか」「業績への強いコミットがあるか」を見ています。

平成に衰退した「まとめる力」の重要性

もう一方の「まとめる力」とはリーダーシップ力のことです。ビジネス上、一人でできることなど限られています。そもそも組織で行うビジネスとは「人を動かして、ことをなす」ことだと言ってよいでしょう。つまり、「まとめる力」が高い人が組織や事業を大成させます。

戦後の日本を代表する経営者には、この力がとにかく突出している人たちが多く見られました。彼らの「まとめる力」が戦後の日本経済を大きく成長させ、GDP(国内総生産)を世界第2位まで引き上げたことは間違いありません。

しかしその後、バブルが崩壊して21世紀に入り、日本経済の停滞によってなのか、個の時代によるものなのか、この力は総じて日本人経営者の間で弱くなったという印象が強いです。平成はある意味「まとめる力」の衰退期でしたが、令和のこれからは、改めて「まとめる力」の重要性が増してくると私は予想しています。

私たちは、「まとめる力」の有無を評価するポイントとして、「信頼を獲得しているか」「組織を組成、場づくりに気を配り、チームをリードしているか」「メンバー個々の個性、主体性を活かし、人材開発・育成に務めているか」を見ています。

管理職(「幹部人材」)とは経営からの「問い」に答えて結果を出す立場です。そのため、特にこの「やり切る」と「まとめる力」の2つの力を発揮できる人材が管理職として活躍するのです。


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