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電動キックボード「利用しようと思わない」が6割に ルールの適正化求める声相次ぐ

近距離移動の利便性が期待される一方、危険走行が問題視されている「電動キックボード」について「利用したくない」と答えた人が6割強に上ったことが、NEXER(東京)が運営する日本トレンドリサーチの調査で分かった。電動キックボードをめぐっては、警視庁が最高時速20キロ以下のものに限り運転免許不要、ヘルメット着用を任意とする方向で道路交通法の改正を進めているが、アンケートではルールの厳格化を求める声も相次いだ。

アンケート対象者の6割が電動キックボードを「利用したくない」と回答(日本トレンドリサーチ)
アンケート対象者の6割が電動キックボードを「利用したくない」と回答(日本トレンドリサーチ)


乗りたくない理由「危険に感じる」

アンケート調査は今月3~6日、電動キックボードを「知っている」と答えた全国の男女計2198人を対象にインターネットで行われた。「電動キックボードを利用したくない」と回答したのは62.3%。その理由を尋ねると、「危険に感じる」「事故やトラブルに巻き込まれる可能性が高いから」といった安全性を懸念する声が寄せられた。「法律が定まっていないので乗るのが不安」といった意見も目立った。

一方、「機会があったら利用したい」「ぜひ利用したい」は合計で37.0%。「すでに利用している」と答えた人はわずか0.5%だった。「利用したい」と回答した理由については、「楽しそう」「一度乗ってみたい」「気持ちよさそう」など、普段使いというよりもアクティビティとして乗ってみたいという意見が集まった。「すでに利用している」と回答した人は、近場の移動での利便性を評価していた。

道交法の改正案を不安視

電動キックボードの走行ルールをめぐっては昨年12月、警視庁が性能上最高時速20キロ以下のものに限って運転免許不要、乗車時のヘルメット着用を任意とする道交法の改正案を発表し話題となったが、現時点では電動キックボードは原付バイクと同様の扱いで、ヘルメット着用と原付免許以上の運転免許の保持が義務付けられている。

しかしアンケートでは、全体の31.3%が「運転免許が必要であることを知らない」という結果に。他に義務付けられているものについては、ヘルメットは81.6%の人が「必要」であることを知っていたが、バックミラーやウィンカーが「必要」と答えた人は4割にも満たず、認知度に差があることも浮き彫りとなった。

警視庁が発表した道交法の改正案には否定的な意見も少なくなく、「どのような法律やルールがあってほしいか」という質問に対しては、「原付バイク(原動機付き自転車)と同じレベルの規制がないとダメ」「きちんとした講習義務がほしい」「車の自賠責保険のような仕組みは必要」「自転車専用道路がのようなものがあると良い」など、ルールの厳格化や安全対策の強化を求める意見が相次いで寄せられた。


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