建設統計書き換え問題、週内処分へ 斉藤国交相も責任

    斉藤鉄夫国土交通相は18日の記者会見で、建設受注統計の書き換えに関与した職員らの処分について、自身も含めて週内に決める考えを示した。「大臣としての責任もしっかり考えたい。私の処分も含め、今週中に一定の報告をしたい」と述べた。

    国土交通省
    国土交通省

    統計の復元や再発防止策を議論する二つの会議は「早急に立ち上げる」と説明した上で、書き換えは「極めて遺憾であり国民に深くおわびしたい」と改めて陳謝した。

    第三者委員会の検証報告書では、問題発覚後の国交省の対応について、幹部職員の責任回避があったとして厳しく批判した。斉藤氏はこうした職員の対応を「言語道断」と強調し「国交省で改革すべき組織文化、風土だ。総力を挙げて信頼回復に取り組む」と説明した。


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