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最前線の現場で働く労働者の不満鬱積、日本だけが突出 マイクロソフトが8カ国調査を公開

新型コロナウイルス禍を受け、オンラインではなく店舗や工場など最前線の現場で働く「フロントラインワーカー」が仕事にストレスを感じていることが分かった。日本では「自身が適正に評価されていない」「経営陣に声が届かない」と感じる人の割合が他国に比べて高く、今後についても悲観的な見方をする傾向があるという。

コロナ禍を受け、フロントラインワーカーの不満が鬱積している(Getty Images)※画像はイメージです
コロナ禍を受け、フロントラインワーカーの不満が鬱積している(Getty Images)※画像はイメージです

米マイクロソフトは、日本や米国などの8カ国の市場で働くフロントラインワーカー約9600人を対象に実施された調査をもとに、近年のコロナ禍が仕事に与えた影響をまとめてインターネットで公開した。

パンデミック(世界的流行)が職場にもたらした影響について調べたところ、全体の76%が「同僚との絆の感情が増した」と答えた。日本を除く7カ国では70~80%がポジティブな回答。マイクロソフトは「思いやりの文化が現場の新しい通貨になる」と評価したが、日本では48%にとどまっており、他国との感じ方の違いが浮き彫りになった。

日本のみネガティブな回答が目立つケースはこれだけではない。「職場の課題に関する声が経営陣や管理職に届いていない」とするフロントラインワーカーは全体で32%だったが、日本では世界水準を大きく超える58%だった。管理職ではない従業員のうち「適切に評価されていない」と考える人は、日本以外の7カ国は20~50%台だったが、日本は75%と突出。日本が平均を押し上げる格好になった。

今後1年間で受ける仕事のストレスは、「これまでと同等」「悪化する」と答えた人の割合が全体が58%だったのに対し、日本は84%に上った。

また、テクノロジーがもたらす雇用機会を好意的にみているフロントラインワーカーは全体では63%だった。マイクロソフトは世界的にポジティブな見方が広がっているとしているが、調査対象国の中で日本は唯一半数を大幅に下回り、29%にとどまった。

調査が実施されたのはオーストラリア、ブラジル、ドイツ、インド、日本、メキシコ、英国、米国の8カ国で、対象業種は自動車・運輸、 (メディア・エンターテインメント、通信のサブセクターを含む)、エネルギー、小売り、金融サービス、ヘルスケア、ホスピタリティ、製造。調査は2021年10月28日~11月19日に実施された。


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