欧州新車2年連続マイナス 2%減、半導体不足が影響

    欧州自動車工業会が18日発表した2021年の欧州連合(EU)各国の新車登録台数(マルタを除く26カ国、乗用車)は前年比2・4%減の970万192台だった。新型コロナウイルス封じ込めのための移動制限などが影響した20年に続き2年連続のマイナス。

    コロナワクチンの接種拡大による経済活動の再開が進む一方、世界的な半導体不足が響いた。主要国別では、ドイツが10・1%減の262万2132台。フランスは0・5%、イタリアは5・5%、スペインは1・0%それぞれ増えた。

    メーカー別では、ドイツ最大手フォルクスワーゲン(VW)が6・7%減の108万2946台。アウディなどを含むVWグループ全体では4・8%減の243万7110台。

    日本メーカーは、トヨタ自動車が高級ブランド「レクサス」を含め9・1%増の61万5142台。日産自動車が17・7%減、マツダが2・5%増、三菱自動車が27・0%減、ホンダは24・2%減だった。(共同)


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