米国で新型コロナウイルス流行による感染者が減少傾向に転じた。変異株オミクロン株が早い段階で拡大した東部ニューヨーク州や中西部イリノイ州、南部フロリダ州などで新規感染が減り、遅れて流行した地域でも頭打ちとなりつつある。
「新規感染者はピーク時の7日より75%減った」。ニューヨーク州のホークル知事は18日の演説で胸を張った。14日の記者会見で「峠を越えた」と報告して以降、明るいニュースが続いている。
ニューヨーク市では、昨年12月2日にオミクロン株感染者の初確認が発表された。疾病対策センター(CDC)によると新規感染者(7日間平均)は今月9日に過去最多の4万人超だったが、17日には約2万2千人に減少。大都市シカゴを抱えるイリノイ州、一大リゾート地のフロリダ州でも同様に減り始めた。(共同)
































