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【令和4年 成長への展望】東京海上ホールディングス社長 小宮暁さん(61) 脱炭素など社会課題解決力を上げる

--今年の抱負は

インタビューに応じる東京海上ホールディングスの小宮暁社長(西村利也撮影)
インタビューに応じる東京海上ホールディングスの小宮暁社長(西村利也撮影)

「昨年5月に発表した中期経営計画では、修正最終利益5000億円超(令和3年3月期は4460億円)、修正ROE(株主資本利益率=株主のお金を使ってどれだけ効率よく稼いだかを示す指標)12%程度(同11.5%)を目標に掲げたが、計画最終年度の5年度には達成できる。とはいえ、不確実な時代だからこそ、改めて原点に戻る必要がある。当社の事業活動である『社会課題解決』の力をもう一段高いレベルに引き上げたい」

--社会課題解決とは

「脱炭素や中小企業支援、ヘルスケア、サイバーリスクといった分野はまさに社会課題で、保険会社として顕在化されるリスクへの取り組みを進めていく。例えば、再生エネルギー分野での協業や投資拡大、中小企業での後継者不足やサイバー攻撃への対策に関連する保険商品・サービスの提供に取り組んでいきたい」

--多発する自然災害リスクへの対応は

「気候変動により自然災害が激甚化する中で、その影響を抑えるために実施できることはたくさんある。(災害による保険金支払いの急増で)経営の屋台骨が崩れないよう、保険会社として安定的に成長できるビジネスにしないといけない」

--そのために必要なことは

「リスクの分散化と海外事業のさらなる拡大だ。5年度までには利益の半分以上を海外事業で稼げるようにする。今後は保険契約者へのリスクの早期検知やサービス提供の迅速化、再発防止といった事業を広げていく」(西村利也、写真も)


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