大分県と宮崎県の一部で22日未明に最大震度5強を観測した地震後、両県内を中心にけが人や建物などの被害情報が相次いだ。九州各県や山口県でけが人や建物などの被害情報が相次いだ。気象庁は記者会見を開き、揺れの強かった地域では地震発生から1週間程度、同じ規模の地震への警戒を呼び掛けた。津波はなかった。
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大分県によると、県内では計6人が負傷。大分市内では80代の男女3人が転倒などでけがを負った。市内の複数の場所で水道管が破裂した。佐伯市内で3人が軽傷を負ったほか、大分県内では停電が一時発生した。 宮崎県警によると、県内で50代女性がベッドから転落するなどして4人がけが。延岡市では街灯が折れ、高千穂町では積まれたブロックが崩れた。
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気象庁は22日、地震の規模を当初のマグニチュード(M)6・4から6・6に、震源の深さを当初の40キロから45キロにそれぞれ修正した。