国交相、昨年の答弁釈明 書き換え「事実反映せず」

    国土交通省の建設受注統計書き換えをめぐり、斉藤鉄夫国交相は24日の衆院予算委員会で、昨年12月の臨時国会の答弁が正確ではなかったと釈明した。国交省の第三者委員会が1月14日にまとめた報告書で新たな不適切処理が発覚したためで、斉藤氏は「事実を正確に反映した表現とは言いがたい」と述べた。

    衆院予算委で答弁する斉藤鉄夫国交相=24日午前、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)
    衆院予算委で答弁する斉藤鉄夫国交相=24日午前、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)

    斉藤氏や岸田文雄首相は昨年の臨時国会で、令和2年1月分以降の統計は「改善された手法」で再集計済みと答弁していた。しかし、第三者委の報告書で、一部の都道府県では最近まで書き換えが続いていたほか、大手業者以外の受注高を算出する際に誤った計算方法を設定するなどしていたことが判明。再計算後の数値も正確ではないことが分かった。

    自民党の宮崎政久氏への答弁。


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