末松信介文部科学相は25日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の急拡大により各地で小中高校などの休校が相次いでいることを受け、全国の公立学校の休校状況を調査すると明らかにした。文科省が新型コロナに関連して、学校単位の休校状況を調べるのは初めてとしている。
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文科省によると、公立の幼稚園や小中高校などの26日時点の休校の有無を調べ、学級閉鎖についての報告も求める。都道府県教育委員会がまとめ、31日を回答期限にする。
オミクロン株が広がってまん延防止等重点措置の適用地域が増えていることに伴い、市町村内の全学校を休みにする自治体がある。一部の学校では、登校できない児童生徒向けにオンライン授業を実施している。