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中国、中央アジア5カ国とオンライン首脳会議 騒乱発生のカザフ引き付けへ

【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は25日、中央アジア5カ国の首脳と国交30周年を記念してオンライン形式で首脳会議(サミット)を開いた。習氏は「中央アジアが自国の国情に合致した発展の道を進むのを固く支持する」と発言した。

中国の習近平国家主席=北京(新華社=共同)
中国の習近平国家主席=北京(新華社=共同)

カザフスタンで反政府騒乱が起きたことを受け、中国は巨大経済圏構想「一帯一路」を通じて関係強化を進めてきた中央アジアを改めて引き付ける狙いとみられる。

習氏は「中国は一貫して、中央アジアにとって信任に値する良い隣人、パートナー、友人、兄弟だ」と呼び掛けた。中国外務省の趙立堅報官は24日の記者会見で「中国と中央アジア5カ国による初の国家元首級会談だ」と意義を強調していた。

注目されるのはカザフとの関係だ。カザフは、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区と国境を接し、一帯一路の要衝として天然ガスを中国に送る。中国は、今回の騒乱で実権を失ったナザルバエフ前大統領との間で関係強化を進めた。トカエフ大統領はロシア主導の「集団安全保障条約機構」(CSTO)に支援要請を行って騒乱を収めており、ロシアの影響力が増したとみられる。香港メディアは、トカエフ氏が実権を握ることで一帯一路の事業に逆風が吹く可能性を指摘。中国は、カザフ現政権への働きかけを強めている。


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