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九州・山口の大学、授業形態模索続く 学習意欲低下指摘も

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が急拡大する中、九州・山口の大学で、授業形態の模索が続いている。年明けから、対面授業中心から原則オンラインに切り替える大学もある。ただ、オンラインは学生の学習意欲が低下するなどの課題があり、対面授業が望ましいとする声は多い。感染状況をにらみながら対応が検討されている。

対面とオンラインが併用された九州大学の授業=福岡市
対面とオンラインが併用された九州大学の授業=福岡市

産経新聞が九州・山口の主要な大学に取材したところ、長崎大は授業を対面中心としていたが、年明けからの急速な感染拡大を受け、13日までに全学年でオンライン中心に切り替えた。熊本大は対面とオンラインを併用していたが、対応可能な授業からオンラインに切り替えるよう、11日に副学長通知を出した。

宮崎大は、これまで感染者数が少なかったことから原則対面だったが、今月に入り、教室の席数に対して学生数が7割を超える場合はオンラインとし、25日から原則オンラインに切り替えた。山口大も学生の学びや交流の機会を確保するため原則対面だったが、今月一時的にオンラインを採用した。

このほか、九州大や佐賀大は対面とオンラインを併用、大分大は原則オンラインで、実験などは対面実施を可能としている。

教育の質に影響

コロナ禍が長期化する中、通信環境の整備や授業の工夫で、多くの大学でオンラインでもスムーズに受講できるようになってきた。しかしオンラインをめぐっては「教育の質」に関わる課題も浮上している。

長崎大の担当者は「オンラインでは実習や実験の授業で対面と同等の教育効果を担保することが困難」と回答。熊本大や佐賀大は、コミュニケーションの減少や学生が孤立を感じることを問題点として挙げた。理解度の確認などで課題を出す教員も多く、学生の間で「課題地獄」という言葉も広がっている。


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