セイコーウオッチ(東京)は25日、1975年に生産を終了した機械式の高級腕時計「キングセイコー」をおよそ半世紀ぶりに復活させ、2月18日に直営店で発売すると発表した。希望小売価格は19万8千円。
キングセイコーは61年に誕生。最高級の「グランドセイコー」に次ぐブランドとして人気を集めたが、クオーツ式の台頭でいったんは役目を終えた。21年1月に復刻版を限定販売したところ好評だったため、通常販売を決めた。
今回の新製品は65年に発売した2代目のデザインをベースに開発した。コンパクトさを踏襲しつつ現代的な外観に仕上げた。盾をモチーフにしたマークを受け継ぎ、裏ぶたに刻んだ。文字盤は5色用意した。
直営店以外では7月8日に発売する。































