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大阪府、重症病床数引き上げ 軽症でも基礎疾患重篤化

大阪府は26日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、病床確保計画で定めた重症病床の運用数を引き上げた。持病が重篤化したコロナ患者のほか、重症化リスクが高い妊婦や人工透析患者らをあらかじめ重症病床に収容する事例が増えている。新変異株「オミクロン株」の影響が大きく、吉村洋文知事は「オミクロン株特有の課題だ」と警戒感を示した。

大阪府庁=大阪市中央区
大阪府庁=大阪市中央区

府によると、コロナは軽症・中等症だが、重篤な基礎疾患があるなどして重症病床での治療を要する患者は13日時点でゼロだった。しかし25日は40人に急増、26日も33人に上った。

吉村氏は「看過できない数になっている」と強調。病床確保計画上の運用数をフェーズ1(170床)からフェーズ3(330床)に引き上げた。実際の運用数は25日時点の約240床から340床程度まで増える見込み。

府によると、デルタ株までの感染例では肺炎症状が悪化し、入院する患者が大半だったが、オミクロン株では肺炎症状が悪化するケースはデルタ株などと比べて少なく重症化率は低い。

一方で、コロナは感染すれば感染症法に基づき隔離する必要がある。コロナ感染の疑いがあり、基礎疾患が悪化した患者は一般の集中治療室(ICU)などで治療することが難しい。妊婦や人工透析患者らも同様で、事後的にコロナ陽性が判明するケースが続発しているという。

新型コロナウイルスの感染急増を受けた「蔓延(まんえん)防止等重点措置」が27日、北海道や大阪府、福岡県など18道府県に追加適用される。期間は2月20日まで。飲食店の営業時間短縮など、一定の制限を求める。対象地域は34都道府県に拡大する。


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