群馬県立自然史博物館は30日、人気漫画「ドラえもん」の登場人物「のび太」にちなみ「エウブロンテス・ノビタイ」と名付けられた中国で見つかった恐竜の足跡化石のオンライン講座を午後7時から45分間開催する。
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ドラえもんのファンで、名前を提案した中国地質大学の邢立達(けいりつたつ)准教授と自然史博物館の真鍋真特別館長に研究交流があったことから実現した。2人らがノビタイの解説のほか、中国地質大学の足跡形態のデジタル化の状況、当時陸続きだった日本の恐竜研究の可能性などを探る内容となる。
足跡の化石は2020年7月、中国四川省で見つかった。太った3本の指が密接に並び、4つある足跡の間隔は約50センチだった。足裏の長さは約30センチで、体長約4メートルと推定される。白亜紀の肉食の恐竜エウブロンテスの新種であると認められた。
予約や申し込みは不要。同博物館ホームページの視聴サイトから見ることができる。併せて、2月27日まで、同博物館入り口に足跡のレプリカが展示されている。